鏡開き~どんと焼き

こんにちは。

月暦アドバイザーの中村美香です。


一昨日の1月11日は、鏡開きでしたが、おしるこを召し上がられましたか?

私は、母が炊いてくれた小豆からつくったおしるこに、昨年末に地元のお餅つき大会で、つきたてのお餅を冷凍保存したものがあるので、焼餅にして、2つもおしるこに入れて、いただきました~♪






美味しそうでしょう? はい!美味しかったです!!

今年も食いしん坊を発揮して!? お料理の画像などもシェアさせていただきますネ!




さて、鏡開きとは、どういうことなのかをご存知ですか?

松の内がすぎた、1月11日に行われることが多く(関西などでは1月20日が主)、歳神さまにお供えしていた鏡餅をさげ、感謝していただくことにより、無病息災に授かるという意味で行われています。


お餅は、包丁で切ったりせずに、木槌で叩いて”開いて”いただくのが基本なのです。

”割る” や ”切る” ということばは、ことたま(言霊)的に縁起の良いものではないので、”開く”という善いことたまになっているのです。


こういうところにも、日本人の言葉=ことたま(言霊)に対する、繊細で美しい心があらわれていますね!


新年会なども、”終わる” ではなく、”お開きにする”と、言いますよね!

ことたまは、口に出すと言葉に魂が宿り、それが現実のものとなりますので、大切にされてきたわけです。



このようなことを学んでいくのが『ことたま基礎講座』です。

今年もすでにお申し込みをいただいておりまして、来週の新月からスタートすることが決まりました!

そのクラスは、出張講座になりますので、募集はいたしておりませんが、リクエストをいただきましたら、日程を調整させていただき、開講させていただきますので、どうぞお気軽にお問合せくださいませ。


『ことたま基礎講座』、そして、さらに暮らしに役立てて、暦も深く学んでいただけますのが、『ことたま応用講座』です。詳細はこちらのページをご覧くださいませ。








『ことたま基礎講座』のテキストと共に、進呈させていただいている”日本の神様カード”。




そして、話を暦にもどしますと・・・


関東では、1月14日、明日が”どんと焼き”です。

”どんど焼き”という地方もあるみたいですが、神奈川では、濁らずに”どんと”というのが一般的みたいです。


どんと焼きとは、お正月飾りをお炊き上げし、歳神様に感謝をして、お見送りするのです。

なんとなく、夏のお盆の迎え火と送り火のようなかんじでしょうか。


私の自宅近所では、田んぼの中に集まり、お正月飾りを持ってきて、どんと焼きを行っています♪


白・赤・緑のお団子をつくって、木にさしたものを持参し、お炊き上げの火で焼いたものをいただきます。無病息災の意味でも♪




こういった風習が年々薄れてきているのを感じていますが、ずっと繋げていきたいと願っています☆


行事には、食べ物も必ずついていますし!?と、食いしん坊的観点からも♡(笑)




寒い日が続いていますが、どうぞご自愛なさって、おすごしくださいね。